体育系大学ロードマップ「体育系大学に進学する強み」
ここでは、あなた自身が行くべき大学の見つけ方を簡単に紹介しています。是非ご活用ください。
1.行くべき大学とは
あなたの夢中になれる大学のこと!
実際の入試問題を見て行きましょう。
とても専門的かつ現代的で、
興味深い問題が出題されています。
あなたがこれまで主体的に、そして継続的に取り組んできた活動や研究の内容をもとに、自分の『問題発見・解決能力』を提示してください。また大学でどのように学びたいのかを具体的に記述してください。分量・様式は自由です。
中学高校の保健体育の授業は生涯にわたるスポーツライフの設計にどう役立つか。苦手な人のことも考えて説明してください。
世界で新型コロナウイルスの感染が拡大している中で、今回の東京オリンピック・パラリンピックが開催されました。開催には賛否両論ありました。賛成者として大会を振り返り、「スポーツの持つ力」を、具体例をあげて説明してください。
アスリートの競技力向上に不可欠な要素として、フィジカルレディネス(体力・技術などの身体的な備え)とコグニティブレディネス(思考・認知などの知的な備え)があります。後者は人として最適な成長を遂げ、競技力を 最大限に発揮するため に必要な個人の心理的準備ととらえられています。アスリートが備えるべきコグニティブレディネスの内容についてあなたの考えを説明してください。
スポーツには、世界と未来を変える力がある。1964年の東京大会は日本を大きく変えた。
2020年の東京大会は
「すべての人が自己ベストを目指し(全員が自己ベスト)」
「一人ひとりが互いを認め合い(多様性と調和)」
「そして、未来につなげよう(未来への継承)」を
3つの基本コンセプトとし、史上最もイノベーティブで世界にポジティブな改革をもたらす大会とする。
この3つの基本コンセプトについて、自分の意見も含めて具体的に説明してください。
災害時直後に外国人観光客が大きな不安を感じる要因は何でしょうか。また、このような現状に対して、どのような対策が必要か。外国人観光客の具体的な特徴を挙げてその対策を説明してください。
①『ライフステージに応じた生涯スポーツのかかわり方と、健康とスポーツの関係について』、説明をしてください。
②コロナ禍によって長期自宅滞在を余儀なくされている中、体力不足や精神的な被害などの二次被害があります。運動は健康の保持・促進、ストレス解消、ウイルス対処の効果があると言われています。あなたは誰にどんな運動を勧めますか。その理由を含め、あなたの意見を説明してください。
スポーツ庁では、運動遊びは子どもの心身の発達に効果的であるとし、運動遊び・スポーツを推奨しています。具体的に運動遊びとその効果として、どんなことを期待できるか、説明してください。 また、「シュートを決めたらご褒美をあげます」のような声掛けとスポーツ嫌いの関係について、あなたの意見を説明してください。
あなたはどの入試問題が目に止まりましたか?
大学での学びや生活では、自身の興味関心や経験を深め、最終的には自分や周りの人々の幸せに結びつきます。これからの長い人生を決める重要な分岐点です。自らの意思で学ぶ大学・学び舎・一緒に学ぶ仲間を選択してください。
「近くて簡単に行ける大学」ではなく、
「あなたの夢中になれる大学」を是非探してください!
2.大学の選び方
ここが意外と難しい!
自分の「夢」「やりたい仕事」が決まっている場合、それに関連する学科・学部・大学を選びましょう。
同大学の同学部でも、学科が異なれば、取得免許も学修内容も全く異なります。
ですが、やりたいことが漠然としていたり、複数あったとしても、心配することはありません。
人は置かれた環境で大きく成長できます。良い環境に身を置くことで、ぐんぐん成長します。
大学での学びを通して、より良い経験を積み、夢実現の可能性が高くなります。
これは補足になりますが、これからの入試を越えていくためには、ある程度の優先順位は自分の中で決めておいた方が、バーンアウトは防ぐことができるでしょう。
まずは、自分の「興味」「関心」「仕事」「強み/弱み」を念頭に置き、以下の手順で進めていきましょう!
大学選びの3STEP
Step1 調べよう!
Step2 実際に見に行こう!
面接試験では、オープンキャンパスの印象を聞かれる事もありますので、幅広く学内を見ておきましょう。
Step3 相談しよう!
体育・スポーツ系大学専門予備校のタイシンでは入試説明会・分析報告会(オンライン)や個別相談(オンライン)も行っています。
お気軽にご相談ください。
【番外編 Step4】モチベーションを維持しよう!
部活動の練習会、大学主催一般生対象イベント、タイシン主催の大学コラボ企画イベント、SNSフォローなども活用し、最後まで諦められない状況を自ら作っていきましょう。
好きなSNSで体育系大学専門予備校を見てみよう!体育大情報もたくさん共有しています!
大学調査のCheck Point!
✔️ どんな学部/学科・カリキュラムなのか →調べる・実際に行ってみる ✔️ どんな資格が取得できるのか →調べる ✔️ 希望職種への就職実績はどうか →調べる・先輩に聴く ✔️ 定員・倍率や受験方式はどうか →調べる・説明会に参加する ✔️ 通えるか、1人暮らしか、寮か →実際に行ってみる ✔️ 学費・奨学金・生活費はどうするか →調べる・保護者の方と相談する ✔️ 部活動・サークルは盛んかどうか →先輩に聴く・実際に行ってみる ✔️ 学生の満足度はどうか →先輩に聴く |
危ない大学の見つけ方
✔️ 退学者の多い大学 |
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興味のない講義はただただ退屈であり、やがて出席しなくなり、早ければ数ヶ月で退学する人がいるのも現実です。
もちろんその中で別な生き方を模索するケースも多々ありますが、4年間と言うのは長いようで実は早いです。
大学全入時代が過ぎ、高校や大学は選ばなければどこでも入れます。
その中から「あなたが夢中になれる大学」を是非探し出してください。
体育系大学受験専門予備校『体育進学センター』では、
各大学の入試に即したカリキュラムを準備しております。3.体育・スポーツ系の分野を知る
スポーツは「する」だけではありません!
現代では、
「するスポーツ」
「観るスポーツ」 「支えるスポーツ」 に大別されています。 |
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新しい生活様式が求められる今、自分や家族・仲間の健康を考え、行動する必要があります。
体育・スポーツ・健康分野では、ライフステージにおける健康の捉え方を学び、より良い生活を楽しめるお手伝いができます。
✔️体育分野(する・支える)
健康や体力の維持・増進やスポーツの発展を支える研究をおこない、スポーツの実践方法や指導法を学びます。また青少年の健全な心身の育成と競技力の向上を支える優れた保健体育教師やスポーツ指導者を養成します。
✔️スポーツ科学分野(支える)
スポーツの効果と可能性を理解し、教育や健康に役立てます。また医科学的な知識を身につけ、科学的なトレーニング理論や最新のトレーニング方法を学び、国際的に活躍できるアスリートや指導者・トレーナーを目指します。
✔️スポーツマネジメント分野(観る・支える)
スポーツの経済的価値や機能を理解し、国際的に活躍するための行動力・語学力を身につけます。また諸外国のスポーツ情報を分析し、地域社会の活性化やスポーツ市場の拡大に役立て、新しいライフスタイルを創造できる人材を育成します。
✔️スポーツ健康分野(支える)
人々の健康づくりと健康支援に携われるよう、生涯にわたる健康運動や障がい者スポーツについての専門的な研究をおこないます。そして、教育・福祉・医療・障がい者支援など、健康のスペシャリストとして人々の豊かな生活をサポートできる人材を育成します。
✔️武道分野(する・支える)
礼節を重んじ、「心技体」の調和を図ります。武道を科学的視点から研究し、武道の精神と技術を国際交流などの実践的な場に活かせるように理論づけて、国際的に活躍できる人材を養成します。
✔️児童教育分野(する・支える)
体育・スポーツを通じて、幼児期・児童期の体力・運動能力の発達・向上、および心の教育について研究し、こどものスポーツ教育において優れた実践的指導力とリーダーシップを発揮できる人材育成を目指します。
✔️保健・医療分野(支える)
高齢者・幼児・障がい者の怪我や健康の保持・増進に対して、医療的見地から適切な指導ができる能力を身につけ、医療系の国家資格取得の準備をします。国内外で保健・医療に貢献できるプロフェッショナルを育成します。
4.資格・免許
大学・学部・学科によって取得資格もさまざま!
大学で単位を取得すると講習等の一部が免除になったり、受験資格を得られる資格があったりします。体育・スポーツ・健康系の資格や免許は、年々増加したり、形を変えたりしています。
詳しくは、大学ホームページをチェックしましょう。
取得可能な資格・免許
教員免許状など
- 中学校・高等学校教諭一種(保健体育)
- 小学校教諭一種
- 特別支援学校教諭一種(知・肢・病)
- 養護教諭一種
- 幼稚園教諭一種
- 保育士
- 第一種衛生管理者
- 学校図書館司書教諭
- 社会教育主事(任用)
- レクリエーション指導員
- 障がい者スポーツ指導員(初級・中級)
など
目指せる主な資格
受験資格が得られる資格など
- アスレティックトレーナー
- 精神保健福祉士
- 健康運動実践指導者
- 健康運動指導士
- 救急救命士
- 柔道整復師
- 社会福祉士
- 体育施設管理士
- 体育施設運営士
- CSCS・NSCA-CPT
など
5.卒業後の進路
保健体育・養護教諭
体育系大学でしか取得できない体育教諭の免許。免許は取れても教員採用試験に合格できなければ、夢への道は断たれてしまいます。3・4年次に教員採用試験対策にも力を入れていて、実際に就職実績の高い大学を選びましょう。
スポーツ指導員・コーチ
スポーツ経験や知識を活かし、子どもや高齢者にスポーツ指導を行うやりがいのある仕事です。サッカーのユースチームやリトルリーグだけでなく、スイミングクラブやトレーニングジムなども健康スポーツビジネスとしての広がりが期待されています。
入試に実技試験が課されている大学や、実技講義の多い大学・学部・学科が適しているでしょう。
公務員(警察官・消防士他)
知力・体力共に優れている人材が求められることから、体育系大学の出身者が数多く採用されています。タイシンのOBOGも警察官や消防士、また救急救命士として多く活躍しています。
入試に実技試験が課されている大学や、採用試験対策にも力を入れている大学を選びましょう。
スポーツ企業
大学で学んだマネジメントや部活動で培った専門的な感覚や知識をもとに、Jリーグチームやプロ野球球団、スポーツメーカーに就職します。
「観るスポーツ」「支えるスポーツ」に興味のある人はスポーツマネジメントが学べる学部・学科を選びましょう。
プロ・実業団選手
子どもの頃から英才教育を受けて花開く選手もいれば、遅咲きの選手もたくさん見てきました。タイシンの浪人生活を経て大学で一流選手になったタイシンOBOGもいます。
ここでは大学名も大切ですが、お世話になる指導者や環境設備と仲間にも重点を置いて大学を選びましょう。
健康・福祉・介護
超高齢社会の日本だからこそスポーツを通じて人々の健康の保持増進し、医療費削減、要介護者を減らしていく必要があります。人体の仕組みや働きを学び、ライフステージに合わせた運動方法を学びます。
現代における健康について多面的に学べる大学・学部・学科を選びましょう。
一般企業
不動産・銀行・商社・マスコミ・製造業・サービス業など、一般企業で活躍する方もたくさんいます。大学で身につける知識、語学力、一般常識はもとより、健康な身体と高いコミュニケーション能力が体育大生のセールスポイントです。
スポーツ経験者は、一般企業へ就職しても持ち前の行動力と明るさでどこへ行っても引く手あまたです。DX化が進む現代において、行動力と発想力、分析力はスポーツ経験者の強みです。
トレーナー
ひと口に「トレーナー」といっても、幅が広いです。プロ選手の競技力向上やリハビリに協力する縁の下の力持ちのような存在。現在では、各学校の部活動を指導するトレーナー的役目を担う仕事や、プロダンサーチームに付くトレーナーも増えてきています。
スポーツ科学やトレーニング論、スポーツ医学について深く学べる大学・学部・学科を選びましょう。
スポーツアナリスト
スポーツアナリストは、日本では脚光を浴びはじめてからまだ日が浅いですが、これから伸びて行くでしょう。主な仕事は、選手やチームを目標に導くために、情報面でサポートをします。選手個人やチームの意志決定者が必要とする情報をいかに最適な形にして提供できるかが仕事の醍醐味です。特にトップスポーツの現場では、データの収集・分析を元にした戦略構築が勝利を左右することも珍しくなくなり、アナリストの役割は、現代スポーツ界においてどんどん重要性を増しています。
保育士・幼稚園教諭
習い事としてのスポーツではなく、生活の中にスポーツを取り入れ、子どもたちの心と体をはぐくみ、健やかな成長に貢献するお仕事です。
乳幼児・児童期の発達に合わせた運動遊びや知育遊び、音楽遊びを始め、体力・運動能力の向上だけでなく、意欲的な心やコミュニケーション能力の育成に取り組みます。次代を担う子どもたちが「健康で豊かな社会」を創造できる指導者を目指します。
6.体育系大学入試対策イベントの開催
体育進学センターでは、体育・スポーツ系大学受験に関するデータを集約しています。それらを説明会や対策イベントで受験生や保護者の方々にご説明しております。受験生ご本人が、自分に合った大学選び、能力が発揮できる受験方法、頑張りたいときの相談役など、体育系大学受験生を全力でサポートして参ります。
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