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2025年度 筑波大学体育専門学群一般選抜について

更新日: 2024年2月27日 09:38
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1.共通テストの「新課程」

2025年度筑波大学体育専門学群一般選抜についてです。

2025年度から共通テストが「新課程」となりますが、みなさんどこまで理解していますでしょうか?

「情報Ⅰ」と教科が1科目増えて「大変だなぁ…」みたいなイメージばかりが先行しがち。

2.「情報」の負担軽減にかかる経過措置

昨年末、12月25日に筑波大学から、大学入学共通テスト「情報」の負担軽減にかかる経過措置についてが発表されました。

要約すると…

負担軽減措置の方法

1.負担軽減措置は以下の⽅針で実施します。
受験者全員に対し⼀律に点数を与え、その点数に、実際の得点(100点満点)を⼀定の割合で圧縮した点数を加えたものを換算得点(100点満点)とする。

2.年度ごとの経過措置について
年度ごとの⼀律に与える点数、圧縮する程度、換算得点の算出式は以下の通りです。

【2025年度⼊試】
  • 一律に与える点数:75点
  • 圧縮の程度:25%に圧縮
  • 算出式:換算得点=75+実際の得点×0.25

    なお、この措置によって得られた「情報Ⅰ」または「旧情報」の換算得点(100点満点)を「大学入学共通テストを利⽤する⼊試の教科・科目・配点」に従って配点します。(体育学群は40点)

となっています。

少しわかりにくいと思いますが、結論を言うと

「情報Ⅰ」40点のうち、30点は全員がもらえる。(「情報Ⅰ」の当日得点が0点でも40点中30点はもらえる!)
当日の「情報Ⅰ」の得点100点分は10点になる。


(例 100点→10点、60点→6点、40点→4点)

つまり、情報は10点分しかありません。まさに負担軽減ですね。

そして、筑波大学体育専門学群では、「情報Ⅰ」で増えた40点分を2次の実技でも増やすので
共通テスト740点、2次試験740点 となります。

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従来の配点比1:1は変わりません。
むしろ、共通テストの負担増は10点ですが、得意な実技の加算が40点ですから、2次の実質配点があがったとも解釈できます。

軽減措置のおかげで、「情報Ⅰ」が増えたことはあまり気にしなくてよさそうです。

3.合格を勝ち取るためには

高3生のみなさんは、これから2次本番。

高2生の方は、約1年後が本番です。

しっかりと準備して、合格を勝ち取り、筑波大学の学生になりましょう。

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著者:体育進学センター