タイシンブログ
【代々木校】浦野先生より「『小論文』や『面接』に関係しそうなところをチェックしてみましょう」
カテゴリ:タイシン代々木校
公開日: 2024年9月18日 17:37
こんにちは。浦野です。
総合型選抜の出願締切が迫ってきました。
受験予定のみなさんは、無事、出願できましたでしょうか。
大学によって「必着」とか「消印有効」とか指示が違うので、
手続きミスのないように気をつけましょう。
さて、これから年内入試受験者を待ち受けるのは、
小論文と面接ですね。
体育・スポーツ系大学を受験される方は、
どんな課題、どんな質問を想定されているでしょうか。
体育進学センターで重視している対策の基本材料は、
「保健体育の教科書」です。
2022年の学習指導要領改定に伴い、教科書も新しくなり、
2025年度入試は、現行の新しい教科書を使用しての
最初の入試ということになります。
そこで、みなさんの先輩たちが使用していた教科書と、
みなさんが使用している教科書の違いに着目し、
年内入試の「小論文」や「面接」に関係しそうなところを
チェックしてみましょう。
旧教科書(大修館書店)
新教科書(大修館書店)
保健編で変化が目立つところは、
「がんの予防と回復」「精神疾患」の項目です。
これは、以前の「生活習慣病」や「心身相関」の項目から、
独立した形で、内容が詳しくなっています。
こうした変化は、世相が反映されているものと考えられます。
面接や小論文は、今という時代をどう考えるかが問われますので、
「がん」や「精神疾患」については、注目です。
理解を深め、予防について調べておきましょう。
体育編で変化が目立つところは、
「パラリンピック」です。
不思議なことに、以前の教科書では、
パラリンピックについては、触れられていませんでした。
今の教科書には、オリンピックとほぼ同じ割合で、
パラリンピックの意義や価値、課題について記述されています。
つい先日閉幕したパリのオリンピック・パラリンピック。
みなさん、ご覧になりましたか?
東京とパリを比べてどうだったか。
各国のメダルの獲得数からどんなことが読み取れるか。
感動した場面だけでなく、
オリンピックやパラリンピックが抱える問題についても、
調べたり、考えたりしておくことは、
小論文や面接の良い対策になるはずです。
私は、今年、順天堂大学スポーツ健康科学部の
対策を担当しています。
タイシンOBOGの大学生、大学院生、卒業生のみなさんに
助けていただきながら、面接や口頭試問の対策を、
楽しく高いレベルで実施しています。
教科書の記述は、生徒さんにとっては、
退屈に感じる部分もあるかもしれません。
しかし、各単元の最初にある学習の狙いや目標をみて、
自分の入試に引きつけた問題意識を持って、
いろいろ調べてみると、いい対策になります。
ぜひやってみてください。
出願が済んだら、いよいよ入試本番です。
よい準備をして臨みましょう。
タイシンで、自分の仕上がりを確認したり、
プラスアルファの対策をしたい方は、
これからでも、直前講座に参加できます。
よろしければご参加ください。
お待ちしています。
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