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【代々木校】中西先生より「体育進学センターで成し遂げたいことがある。」

カテゴリ:タイシン代々木校
公開日: 2024年8月12日 11:30
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はじめまして。
7月より入社しました中西です!


今回のブログでは、自己紹介と自分の成し遂げたいことについてお話していきます。


出身は栃木県です。

中学校から大学院まで、陸上競技短距離走に取り組んでいました。

特技はハンバーグ作りです(大学3年間ハンバーグ専門店でアルバイト経験あり)。

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(ハンバーグ:中西作)


話は受験生時代から始めましょう。

現役時代、筑波大学体育専門学群を受験するも不合格。

その後、体育進学センターで浪人をしました。



体育進学センターでの浪人生活

(東武日光線・JR湘南新宿ラインを駆使し)栃木駅から新宿駅まで電車で通いながら、

授業をこなしては、実家前の坂でダッシュ。

おかげさまで浪人中も自己ベストを更新し、県選手権もなんとか入賞することができました。


陸上競技の授業では、(いまや保健体育論述対策などでおなじみ)有田先生と出会い、陸上競技や物事に対する考え・捉え方をまったく新しいものにしてくれました

(初回の面談で、100m走の1歩1歩の意味について問い詰められ、半泣きになったのは、今でも話のネタです。)


夢も具体的になり、そのための道筋についても考えさせられました

体育進学センターでの浪人生活はとても有意義で楽しく、自分を変えてくれたと確信しています。

あの日々がなければ今の自分はありません。


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(陸上競技の授業で加速走をする中西)


しかし、浪人を経て受験した2回目の筑波大受験も不合格。

併願先の立命館大学スポーツ健康科学部へ進学します。



志望校合格ならず、併願先へ進学

スポーツ科学を中心に様々なことを学びながら、部活動に励む日々。

周りには浪人かつ筑波大学体育専門学群不合格者も多かったため、ともに大学生活を頑張ろうという気になることができました。

研究施設はとても充実していました。先生方はかなりのエリート揃い。自分から進んで学ぶ意思があれば、どんどん前進することができる環境でした。


立命館大学陸上競技部も西日本を中心に猛者が集う強豪チームで、部員と切磋琢磨して競技力を向上することができました。


大学4回生では、短短パート(100m200m専門チーム)長を務めながら、(色々な方の支えや巡りあわせがあり)日本インカレに出場することができました。


あれだけ筑波を目指していながら、不合格後、立命館で頑張ろうと思わせてくれるマインドにしてくれたのは、大学の仲間そしてタイシンでの浪人生活のおかげでしょう


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(夢の日本インカレ(4×400mR)を走る中西)



筑波大学大学院へ

その後、

陸上競技のコーチングについて学び、研究するにはやはりここしかない!

と筑波大学大学院人間総合科学学術院人間総合科学研究群体育学学位プログラムに進学。

陸上競技研究室にて研究活動を行いました。


筑波大学陸上競技研究室のモットーは、「研究の課題は現場で見つける」。実践と研究を繰り返してきたところです。

大学2回生のころからずっと続けていた「陸上競技場の走るレーンの違いがカーブ走へ及ぼす影響」について、現場目線でさらに研究していきました。


研究で得ることのできた知見を現場にわかりやすく届けるための活動として筑波大学陸上競技研究室コラムの執筆、某陸上競技商業誌へ論文紹介記事を掲載するような活動をしてきました。

もちろん筑波大学陸上競技部にも所属し、様々なトップアスリートや指導者と練習をおこなってきました。


今の自分が持つコーチング論について、筑波なしでは語れません


コロナ禍ではあったものの、非常に充実していた大学院生活でした。


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(大学院を修了した中西)



夢をかなえ陸上競技のコーチへ

その後は、教員以外の形で陸上競技のコーチになりたいという夢をかなえ、陸上競技コーチのプロ活動を行いました。


仕事の一環として、母校でもある体育進学センターの陸上競技授業の講師を務めてきました。


ちなみに現在も陸上競技の授業を実施。

陸上競技未経験者から、インターハイ準決勝レベルの浪人生まで、様々なレベルの生徒に指導をおこなっています。(ご紹介はまた後ほど)


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(大学生となった初代教え子たちが授業に帰ってきてくれました。
それぞれ同志社大学陸上競技部、法政大学陸上競技部へ。)


そのようなご縁もあり、今回、体育進学センターに入社する運びとなりました。



体育進学センターで成し遂げたいこと

そんな自分がタイシンで働くうえで、成し遂げたいことがあります。

それは、「タイシン生とともに、スポーツ界をよりよくする」ということです。

そのために、以下の5つに注力していきます。

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①    タイシンの授業を通し、トップアスリート・指導者となる生徒を生み出す
体育系大学専門の予備校として、志望校合格は責務です。一方で、生徒と関わってみると、競技者・指導者として高みを目指す者が多いように感じます。競技者としても、指導者としても、体育大受験生としても、とあるスポーツ競技のパフォーマンスを高めることは、良いことです。
僕が、立命館や筑波などで見て、学んで、研究して、肌で感じてきたことは、少なくともこれらに活きるのではないかと感じています。
まるで大学のゼミのような、わくわくするような受験対策講座を展開し、大学進学後も、タイシン生でよかったと思っていただけるようにしていきます。

②    陸上競技コーチング論の価値向上
近年、陸上競技関係者が他スポーツ選手に向けて、スプリント・ジャンプ指導をしている事例を見かける機会は増えたように思います。
私は、陸上競技のトレーニング(コーチング)がヒトの身体能力を高め運動学習能力を向上させる、とても素晴らしいものであると確信しています。
生徒にも肌で感じてもらい、少しでもその価値を広めてほしいと考えています。筑波大学陸上競技研究室出身である自分が責任をもっておこないたい仕事です。

③    研究と現場の橋渡し
大学1回生の(若かりし)頃から、「研究で判明したスポーツ科学、コーチング学的知見は、必ずしも現場で活かされているわけではないのではないか。」という問いを立てていました。(現場でそう感じる場面が多々ありました。)
授業を通して少しでも、学術的なリテラシーを高めていただき、この「研究者と指導者のあいだ」について、タイシン生にも考えてもらいたいと思っています。

④    コーチングのアップデート
スポーツ(指導・コーチ)で仕事をしたい、という学生は数多くいらっしゃいます。
実際自分もやってみて、なかなか難しいと感じているところですが、スポーツ・コーチング産業を回していくために、コーチングについて考えていく生徒、コーチングの質を高めていく生徒を生み出していきたいです。また、指導時における暴言・暴力等ネガティブなニュースは後を絶ちません。
指導対象者の人間的成長にもつながるようポジティブで、ダブル・ゴールなスポーツコーチングがなされる世界になるように、みんなで考えていきたいと考えています。

⑤体育大受験を通しよりよい社会性を身に着ける場づくり
体育大受験が一般的な学部の入試と異なる点は、多くの場合、実技試験があるということです。
勉強のみならず、スポーツに関しても、PDCAサイクルを回していく必要があります。
受験勉強・実技対策といったマルチタスクをこなしながら、コミュニケーション能力、協調性などを高めていただけるよう、助力してまいります。



ぜひ、陸上競技未経験の生徒から、専門の生徒まで、国立二次試験陸上競技対策をはじめとする授業を受講してみてください。

そして、筑波大学体育専門学群をはじめ、各志望校合格に向けた情熱を見せて下さい。

私もその情熱に応えます。





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