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タイシンブログ

【代々木校】浦野先生より「アニメでみる部活動と進路選択」

カテゴリ:現役生情報
公開日: 2024年6月25日 09:27
http://www.e-taishin.com/feature/common/img/teacher.urano.jpg

こんにちは。浦野です。


このブログを読んでいただいている人は、

運動部活動をやってきた人が多いはず。

そして、今、ちょうど引退の時期を迎えている人も

多いのではないでしょうか。

お疲れ様でした!



学校では、三者面談も始まって、

真剣に受験を考えなきゃな〜。

もしかして、ちょっと出遅れたかも?


なんて思っている人もいますよね。


私は、よく高校の進路ガイダンスに出向いたり、

進路説明会を担当したりしています。

先週は、久しぶりにオンラインではなく、

タイシンの教室で進路説明会を行いました。

http://www.e-taishin.com/diary/img/20240625urano1.jpg


実は昨年もこの時期、年内入試について、

「総合型選抜特集」のような形で、

少し詳しくブログを書きました。

ご覧いただいていない方はぜひ読んでみてください。

http://www.e-taishin.com/diary/2023/05/5817.html



さて、今回は、皆さんに一つ、

旬なアニメーション作品をご紹介します。

残念ながら、スポーツアニメではありません笑

「響けユーフォニアム」

京都を舞台に、吹奏楽部の生徒が、

全国大会金賞を目指し部活動を通じて

成長していく青春ドラマ。

原作は、武田綾乃さん。

京都出身の新進気鋭の小説家。

「響けユーフォニアム」は、

彼女の代表作で、宝島社文庫シリーズ

累計200万部の青春ストーリーです。

その小説を、「京都アニメーション」が、

2015年にアニメ化し、現在、シーズン3。

NHKのEテレで放映中ですが、もうすぐ最終回。

https://anime-eupho.com/


このアニメには様々な見どころがありますが、

私は、好きな物や好きな人を

「自分の特別」として大切にする姿に、

強く共感しました。

皆さんは、好きな物や好きな人に対して

「これが好き」「この人が好き」と

誰に憚(はばか)ることなく言えますか。


あ、ちょっと脱線しました。


このアニメを紹介したいと思ったのは、

部活動に打ち込んできた人が、

最後の試合に挑むとか、部活動と同時に

進路を考えなきゃと思う時とかに、

強く響きそうなポイントがたくさんあるからなんです。


たとえば、

コンクールメンバーには定員があり、

努力したからといって選ばれるとはかぎらない。

選ばれなかった人、選ばれた人、

相手を思いやれば思いやるほど苦悩が募る。


メンバーには、生き方や考え方が

大きく違い、打ち解け合えない人もいる。

それでも、全国大会金賞という目標を決めたら、

純粋に、みんなで同じ方向を向く。


そんな姿が感動的に描かれていて、

部活動の価値、青春の価値を改めて

感じさせてくれます。

この話は、吹奏楽部の話ですが、

運動部でも同じだと思うのです。


また、登場人物たちが、進路について

どのように悩み、どのように決めていくのかも

見どころの一つです。


主人公の進路相談のシーンで、

担任の教師が、こんなセリフを言います。


「人生なんてものは、設計図どおりにはいかないものだ。

未来を空想するのもいいが、机上で考えるよりも実際に

足を踏み出したほうが得るものが多いこともある」


「迷いを怠けの言い訳にするなよ。やらない理由をさがす癖をつけると

いつか身動きがとれなくなるぞ」



部活動に全力で取り組みながらも、

刻々と進路決定の時期が迫ってきている。

主人公は、部長、演奏者、受験生という立場で

もがき苦しみながらも、目的を定めて全力で挑む姿勢を

貫いて自分の進路も決めていきます。



さて、皆さん、将来の夢、自分の好きなこと、

それを実現させるための志望大学は決まりましたか。


インターハイや甲子園大会も迫ってきて、

野球、サッカー、バレーにバスケ、全てのスポーツから

目の離せない時期になりますね。

パリ五輪も始まり、刺激の多い夏になりそうです。


体育・スポーツ・健康にかかわりたい、

他のことよりも、やっぱりスポーツが好きだな、


と思ったら、そんな大学を目指してみましょう。

タイシンに話を聴きにきてください。




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