タイシンブログ
【代々木校】市村先生より「キジに由来したことわざを紹介します」
カテゴリ:タイシン代々木校
公開日: 2024年5月20日 16:31
代々木校体育科の市村です。
キジ(雉)
一万円札の裏面に描かれていたり、桃太郎のお供として鬼退治に向かったりと非常に馴染みのある鳥です。
日本の固有種であることから国鳥にも指定されていますが、狩猟の対象になっている不幸な鳥でもあります。
キジは河原・雑木林・草地・農耕地など高く茂みがあるような環境を好みます。
警戒心が強く、人の気配に気づくと猛ダッシュで逃げる!そのダッシュぶりは笑えるくらい速い!
飛ぶのは苦手なようで、超低空で飛び安全な場所で着地します。(畑に現れたキジで確認したことがあります)。
「キジも鳴かずば撃たれまい」
余計なことを言ったばかりに、自ら災いを招くこと
繁殖期であるこの時期、雄のキジは鳴きながら羽をバタバタさせてメスへのアピールを行います。
姿は見えなくても鳴き声から、居所が分かってしまい、結局撃たれてしまうことから「不必要なおしゃべりや噂話などは、後に自ら災難を招く」という意味で使われるようになりました。
ちなみに、繁殖期を過ぎると頻繁に見られたその姿はほとんど見られません。
「頭隠して尻隠さず」
欠点や問題を隠したと思っているが、実際にははっきりと見えてしまっていること
キジは身の危険を感じると、草地や茂みの中に身を隠します。
しかし、キジの尾は長いので、尾だけが隠れずはみ出てしまう。
その様子が「頭隠して尻隠さず」のことわざの語源となっているそうです。
私にとって身近な鳥であるキジに、「愛おしさ」みたいなものを感じます。
キジに由来したことわざを紹介しましたが、日常会話にはスポーツに由来するものが多くあります。
そのスポーツを知っていれば何となく意味が掴める、というものも多いのではないでしょうか。
自分の好きなスポーツ、得意なスポーツに関するものだけでも覚えておくと言葉の幅が広がります。
総合型選抜や学校推薦型の入試では、文章を書くことが避けられません。
いい文章を書くためには、いい文章を読んで語彙力を身に付けましょう!
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