タイシンブログ
【大阪校】平井先生より「クリスマスソングで英語の勉強をしましょう」
カテゴリ:タイシン大阪校
公開日: 2023年12月18日 10:18
大阪校の平井です。
もうすぐクリスマスですね。
クリスマスは恋人と過ごすのが、日本では主流のようですが、欧米では家族で過ごすのが当たり前なのです。
ただ、日本はこの後、除夜の鐘があり、初詣でと、キリスト教、仏教、神道と何でもありになります。
このことを批判する向きもありますが、もともとは神からこの世を良くするように言葉を預かったイエス・キリストやブッダが伝えた言葉が各宗教の始まりですから、キリストやブッダが喧嘩するわけではない。
マホメットしかり預言者なので、みんな神の声を伝えているわけですから(富士山が噴火するとかいう予言ではありません)もとは同じなのですが、残念なことに争いになっています。
その点、日本はすべてを受け入れているので、これはすごいことと思いますよ(金儲けとか自分の都合の良い神ではなく、神であることも注意してください)。
さて、今回はクリスマスソングで英語の勉強をしましょう。
クリスマスアルバムを作るというのは、そのアーチストが一流である証明だと聞いたことがあります。
その誰もが知っているクリスマスソングを英語で歌えたら、あなたの英語力は上がっているはずですよね。
そんなわけで、クリスマスのおすすめのアルバムを紹介しましょう。
① SEASON’S GREETINGS
山下達郎
山下達郎って、日本人だろ。と言われそうですが、その山下達郎が英語で歌っています。しかも聞きやすいきれいな英語なんです。
そのうえ多重録音を使い一人アカペラで歌っている「荒野の果てに(Angels we have heard on high)=グローリア」「きよしこの夜」などのクリスマスソングは見事な出来です。
それにあの名曲「クリスマスイヴ」も英語バージョンになってます。
また、スタンダードな名曲の「煙が目にしみる(Smoke get in your eyes)」は、ほかのアーチストが聴けなくなるくらいの完成度です。
昔LL教室でこのCDを流して、クラスのみんなでクリスマスソングを歌っていたものです。
ぜひ歌ってみてください。
② A Pentatonix Christmas
ペンタトニックス/クリスマス
山下達郎は一人アカペラでしたが、こちらは男声4女声1の本格的アカペラグループであるペンタトニックスのクリスマスアルバムです。あのクィーンの「ボヘミアン・ラプソディ」もアカペラでやってしまうすごいグループです。
最高傑作は「世の人忘るな:神が喜びをくださるように(God rest ye merry gentlemen)」。
この曲はYou-tubeにペンタトニックスのOfficial Videoであがってますから、ぜひご覧になってみて下さい。
体が震えるほどの感動がありますよ。
③ 冬のシンフォニー
サラ・ブライトマン
「Time to say good bye」で知られるサラ・ブライトマン。この人はクラシックとポップスを見事に融合させています。最高傑作は「神々のシンフォニー」というアルバムに収録されている「シンフォニー」と「嘆きの天使」の2曲ですが、今回はクリスマスなので「冬のシンフォニー」を紹介します(「神々のシンフォニー」も是非聴いてみてください)。
「主よ、人の望みの喜びよ」や「きよしこの夜」などの伝統的な曲からジョン・レノンの「ハッピー・クリスマス」まで収録されていますが、絶品なのは1曲目、アバのあまり知られていない曲である「アライバル」(名曲「ダンシング・クィーン」の収録されているアルバムのタイトルだが…)。
こんないい曲だったの、と驚かされた。
「Colder than winter」という曲もいいですよ。
④ 恋人たちのクリスマス(All I Want for Christmas is You)
マライヤ・キャリー
昨今のクリスマスアルバムで一番売れているのがこのマライヤ・キャリーのもの(今年も上位に入ってます)。マライヤがすごいのは、自分で曲も作るからで、このタイトル曲も自作自演です。クリスマスの定番の曲が収録されていますが、一番良かったのは「もろびとこぞりて(Joy to the World)」。
同じ「Joy to the World」という有名な曲がもう一つありますが、その2曲をうまくつないで、クリスマスパーティの雰囲気に仕上げています。お見事。
※ここまでは、歌詞が主に英語のもので、英語のリスニング力にもつながるアルバムにしましたが、歌詞が入ると勉強の妨げになるのは事実です。
モーツァルトの曲を聞くと頭がよくなる、とかいう話もありましたが、歌詞の無い曲をバックにかけて勉強するのも手ですね。そこで、
ここから2枚、楽曲のみのアルバムを紹介します。
⑤ ホワイトクリスマス
ポール・モーリア
「恋は水色」「エーゲ海の真珠」そしてマジックのBGMで有名になってしまった「オリーブの首飾り」など、70年代、日本に一家に1枚レコードがあったというのがポール・モーリアです。今の天皇陛下が皇太子だったころ大ファンで、レコードをそろえておられたという話もあります。
そのポール・モーリア・グランド・オーケストラのクリスマスアルバム。
絶品は「アディステ・フィデレス(Adest fideles)=神の御子は今宵しも」。
この演奏を聴くと他の演奏はすべて色あせてしまいます。
1977年来日公演(しかもクリスマスイブの日)に合わせてポール・モーリアが作曲した「雪のクリスマス(スノーファンタジー)」もきれいな曲です。
⑥ MUSIC OF CHRISTMAS
Percy Faith and His Orchestra
日本版が出ていませんので、輸入盤を購入しかありませんが、アメリカのパーシー・フェイス率いるオーケストラのクリスマスアルバムです。1曲目の「Joy to the World」から、家族でのパーティのBGMに最適な演奏が続きます。
「Good King Wenceslas(ウエンセスラスは良い王様)」「O Holy Night」などクリスマスの穏やかな時が流れていきます。
と、いろいろ紹介しましたが、一時、心を穏やかにして、また頑張りましょう。
I wish you a Merry Christmas
and
a Happy New Year!
こちらのラックにはクラシック、イージーリスニング、ロック、ポップス、ジャズ、フュージョン(なぜかTVドラマ「太陽にほえろ!」のサントラ盤が上に乗っかってますが…)。
もう一つの方には映画音楽、テレビのサントラ、ロック、ソウル、日本人アーチストに、シャンソン、ロシア民謡、フォルクローレ、インド音楽といったワールドミュージックが収納されています。
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