タイシンブログ
【大阪校】浦野先生より「本科生実技力分析試験」
カテゴリ:タイシン大阪校
公開日: 2019年4月16日 10:42
今年も、本科生実力分析試験が始まりました。大阪校は、代々木校よりも一足早く、14日からスタートしました。
この試験の結果を見て、
生徒たちは、自分の現時点の学力と体力・運動能力を知り、
指導スタッフは、ひとり一人の指導の方針を立てることになります。
タイシンには、様々な生徒が集まります。
たとえば、センター試験である程度高得点できたのに、
実技試験で力を出し切れなくて涙を飲んだ生徒。
反対に、実技試験には自信があったのに、
センター試験の準備不足で点数が取れなかった生徒。
大体大や天理大にチャレンジしたのだけれど、
そもそも英語・国語の学習が全く足りていなかった生徒。
そんな生徒たちのスタートを見極め、
大きく成績を伸ばしていくための試験が実力分析試験です。
したがって、大切なことは、この試験に対して、
今持っている力を全て出し切るように全力で臨むことです。
入試が終わってから、少し時間が経っているので、
生徒たちは、ちょっとした緊張の表情です。
国語の試験は、こんな感じです。
「漢字・語知識・文学史・文法」に絞った問題で、35分間。
続いて「指示語・接続語・空欄補充・文章段落構成」の問題だけで40分。
さらに、「要点・要旨」を答える問題だけで40分。
細かく分けて基礎学力を確認していきます。
例えばこんな問題。
漢字は読みをひらがなで書き、カタカナは漢字に直せ。(楷書で丁寧に書くこと)
内と外、人間と自然を峻別しない(1)セイヘキが、かえって無思慮(オ)無分別に自然を(2)ハカイする愚行にのめりこませることにもなる。しかしどのような(3)カテイをたどったのであれ、世界共通に人間と自然との関係が危機的な(4)ジョウキョウにある現在、めぐり歩く土地土地の神ごとに歌を(カ)捧げる昔の旅人の心は、なつかしく振り返られるだけの意味がある。英語は、
「適語選択」問題が30分。
「同意表現」問題が30分。
100語~200語程度の長文「基本読解」問題が25分
と細かく分けて、本当に基礎的な分野から確認していきます。
たとえば、こんな問題(中1段階)からスタート。
( )内から最も適切なものを一つ選び、その番号をマークしなさい。
How (1. many 2. often 3. lot 4. much) snow do you have in Hokkaido?
え~、このレベルからやるんだ~と思う人もいるでしょうね。
本当に基礎の基礎から始めて、センター試験、私大レベルまでやっていくので、3日間の日数を要するのです。
おそらく、こんな試験をやっている予備校は、他にないでしょうね。
ところで、最近は、大学や専門学校に進学した人が、入学直後に、自分の進路を再考するというケースも多いようです。
スタートしましたが、もし、進路選択で悩んでいる人がいたら、
タイシン本科コースは、今からでも参加できます。
興味がある人がいたら、是非ご連絡ください。
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