タイシンブログ
昨年、日体大合格した生徒から・・・
カテゴリ:タイシン代々木校
公開日: 2015年3月17日 17:52
現役時代に日体を数学受験で不合格、某体育大学を合格をしながらも日体への思いが断ち切れずに浪人を選択、翌年から数学受験が廃止されたので、1から英語の勉強を始め、日体大合格を手にした日体大1年小川栞からこんなメッセージが届きました。このメッセージで知ったのですが、アルティメットU23 日本代表に選ばれたそうです!
http://www.japanultimate.jp/web/index.php/oldnews/307-2015u23memberselectionfinishwomen
日本体育大学 1年 小川 栞
一昨年のこの時期丁度、卒業式でした。私の進路は一切決まってませんでした。日体大の前期後期試験、両方とも落ち、滑り止めの大学に進学するか浪人するか人生の岐路といっていいほどの道に立っていました。私はたくさんの人と相談しました。親、学校の先生、部活のコーチ、タイシンの先生、先輩、色んな人と話をして悩みました。滑り止めの大学に進学して頑張ればいいんだっていう人もいれば、日体大に行きたいなら浪人しろっていう人もいて沢山葛藤しました。そして私は浪人という覚悟を決めました。やはり、私はずっと行きたかった日体大を諦めることはできなかったし、未練が残ったまま滑り止めの大学に行くなんて嫌でした。
浪人中はとにかく合格したい、現役の時と同じ様にはなりたくない、その一心で勉強も実技も取り組みました。もちろん、嫌になったり辛くなったりした時はありましたがタイシンの先生、仲間が話を聞いてくれたり、声をかけてくれました。そして、あっという間の浪人生活も一年が経ち入試を迎えました。正直一年間を振り返ると、現役の時は入試を甘く見てたなって実感しました。あの時の努力では受かってなかったのは当然だなって、そう思えるほど私は自信に溢れてました。
本番は現役の頃からお世話になってる先生の顔を見た瞬間、思わず感極まってしまいました。先生が笑顔で見送ってくれたので安心して入試に向かうことができました。また、現役の頃共にタイシン時代をおくっていた仲間も入試当日来てくれました。本当にタイシンは、いいところだなと改めて実感できました。
そして発表当日。合格の文字を見た瞬間は涙が溢れました。本当に嬉しかったです。報告をする度に、喜んでくれるので嬉しかったです。
ただ、合格した仲間もいれば落ちた仲間もいました。共に一年間やってきたから、一概には喜べませんでしたが、皆強かったです。後期に目標を定め必死に勉強していました。私は一年間苦労して乗り越えた仲間だから最後まで応援しようと思いました。そして、最後の最後に合格を勝ち取った仲間がたくさんいました。自分の様にすごく嬉しかったです。
本当にこの一年間を支えてくれた人には、感謝ばかりです。
そして合格をして、あれから一年間の大学生活を送り、遠回りして良かったなと一層感じるばかりです。日体大でしか出来ないこと、出会えなかった仲間があるからです。私は今、アルティメットというスポーツをしています。女子は去年学生日本一、二連覇を成し遂げました。それも日体大に来ていなければ成し遂げられませんでした。そして、日体大の環境がなければU23の日本代表としても選出されなかったでしょう。私は、今すごく充実しています。浪人した一年間は決して無駄ではなかったし、あの時浪人という選択にはひとつも後悔はありません。
今、浪人するか悩んで葛藤している現役生がいたら、私はこのように声をかけたいです。本当に行きたい大学があるなら、覚悟を決め頭を下げて浪人したら絶対遠回りにはならないって。自分が実際にそうだったからです。そして、迷っているのだったらタイシンの先生に相談することが一番なのだと思います。その選択ひとつが今後の人生を決めるといっても過言ではないから、たくさん相談し悩んで下さい。そして自分にとって一番の選択をして下さい。
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