タイシンブログ
【大阪校】浦野先生より大阪体育大学推薦そっくり模試(現:学校推薦型選抜)
カテゴリ:タイシン大阪校
公開日: 2014年8月28日 09:20
大阪校の浦野です。昨日は、『大阪体育大学推薦入試そっくり模試』を実施しました。
推薦受験予定者約80名が参加して、小論文、教養テスト、集団面接、実技試験のフルコースでした。
まずは、小論文。
予想問題2題のうち、1つを選択し、60分間で600字。1つは、「スポーツと環境問題」、もう1つは、「オリンピックの問題点」ただし、こちらは、指定されたキーワードを全て使用して論じるものでした。
慌てて、形式段落を作り忘れたり、途中で、間違えた箇所を消したら、行の途中で空白ができてしまったり…。
制限時間の中で書き上げるためには、出題に合ったネタを蓄えた上で、実践練習が必要ですね。
試験までまだ2か月以上ありますから、しっかり練習してください。
次に教養テスト。
これは、大阪体育大学独特のものです。60分で50問出題。
国語、英語、数学、理科、社会、時事、保健体育などあらゆる分野から出題されます。
家から1200m離れた駅まで行くのに、はじめは毎分60mで歩き、途中から毎分120mで走るとする。出発してから15分で駅につくには毎分60mで歩く道のりを何mにすればよいか。 ア.250m イ.400m ウ.600m エ.750m オ.900m |
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2012年夏季に第30回オリンピック競技大会がロンドンで開催され、日本代表選手団は過去最多のメダルを獲得したが、その数はいくつか。 ア.36個 イ.37個 ウ.38個 エ.39個 オ40個 |
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さて、みなさん、おわかりになりますか?
実際に、50問の教養試験では、70%(35問)は、取っておきたいところです。
そして、次が集団面接。
私も面接官として加わりました。
大阪体育大学の学校推薦型選抜(旧推薦入試)では、4人横並びで実施されます。順天堂大学の推薦入試と同じ形です。
今回の質問は、1人5項目ずつ行いました。
こちらも、当然のことながら、途中で沈黙してしまったり、「わかりません」と泣きそうな顔になったり、準備が整っていない人が何と多かったことか。
なかでも、3年次からのコース選択を聞かれて、どんなコースがあるかも知らない、つまり、パンフレットを読み込んでいないとか、「保健体育の教師になれなかったらどうするの?」と聞かれて、あっさり「なら、トレーナーになります」と軽~く答えてしまったり。
AOや推薦の面接対策は、自分がこれからどのような人生を歩んでいきたいか、大学生活をどう過ごしたいのかを真剣に考える良い機会です。
今まで部活動のことだけを考えてやってきた高校生活をちょっと客観的に眺めてみて、自分と向き合う時間を作ることになります。
受験勉強の合間に、少しはそんな時間をとって、自分らしさとは何かを考えてみてください。
小論、教養試験、面接が終わったら、電車で30分の移動。尼崎のベイコム陸上競技場です。
雲行きが怪しくなり、ぽつぽつ雨が降り始めました。
実技試験は、基礎運動能力試験の3種目。
まず、立ち三段跳びから。着地の失敗が多かったですね。着地で後ろに下がってしまって、
思わず「もったいない」と叫んでしまいました。
正しいやり方を身につけるところから、はじめてほしい人が大勢いました。
次にボール投げ
このころには、かなり雨が強くなってきたので、コンディションはよくありませんでした。
滑らないようにボールをよく拭いて、雨空に向かって、精一杯の投球。
最後に、女子1000m、男子1500m。
最初は、女子。雨の中でもなぜかノリがいいのが関西女子?
この頃には、もうどしゃ降りです。
最後の1週では、タイシン生、一般生関係なく、自然と「ガンバレー」「ラストー」の声援が。
こういうところが、体育系受験生のいいところですね。
今回の模擬試験の位置づけは、「推薦受験対策のスタート」です。
これから約2か月間、一般入試と並行して推薦対策を行なっていきますので、大阪体育大学の推薦入試を考えている方は、タイシン大阪校の授業へ是非ごさんかください。
お待ちしています。
模試終了後、タイシン生は、集合して、奥野先生から一言。
「これが試験だという緊張感が足りない!」「これからの練習の1回1回を本番だと思って取り組め」という厳しい言葉でした。
全体の雰囲気がピリッと締まったところで、タイシンの今年の夏期が全て終了。
9月から、いよいよ本格的な受験実戦モードです。
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